日本とオーストラリアの狭間で

昭和生まれ奇想天外な私のこれまでの歩み。社会脱落者としてこれからどうする?40歳目前独女の独り言。

豪州英語の謎。4

移民の多い豪州にいると様々な母国語の訛りのある英語を聞くことが多い。その英語のアクセントや発言にはそれぞれ特徴があって、母国語が違うとその特徴もかなり違ってくる。

 

私は豪州で色々な国から来ている人と話してきた中で、アジア人の話す英語を聞いて瞬時に出身国や地域がわかる事が多い。もちろん私が知るのはほんの一部だし、英語の発言がネイティブなみだとわからない事もある。ただ一般論として傾向みたいなのは比較的わかりやすい。

 

例えば韓国人の場合はzの音に特徴のある事が多い。zをゼではなくどちらかというとジェの音に近い発音になる。タイ人の場合は鼻に抜けるようなタイ語独特のアクセントが英語にも反映されていて語尾も弱め。当然日本人だと抑揚の少ない日本語のアクセントがすぐわかる。ちなみに日本人の発音(訛り)はネイティブにはかなり聞きづらい事が多いらしい。

 

私の経験上では中国系、韓国、インド系、タイ、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、フランス、アフリカ系の英語の発音やアクセントをよく拾う。見た目で中国系、韓国人、日本人の判別がわからない時でも英語を数単語聞けば簡単にわかるなんていう事もある。これは普段から移民の英語に触れる機会が多い人だとほぼわかるだろう。

 

色々な移民の人の話す英語。私を始め英語学習者はネイティブの英語を聞くことだけに重点を置きがちだけど、この国際的な社会の中でこういった様々な英語を聞き取れる事も重要かなぁと思う。